伝えたいこと 一般社団法人日本認知症本人ワーキンググループ副代表 佐藤雅彦

 

苦難の意味は人間にははからないが、神様の御計画があるので、苦難に負けず、希望をもって生きる。試練には必ず脱出の道が用意されているので心配無用。

アルツハイマー型認知症診断され13年になりますが、元気です。

1何事にも時がある。考えられる、すべてのことをしたら、天命をのまつ。ジタバタしない、なるようにしかならない。

2慎重に考えて、決断した事は最良の方策だと信じて、後で後悔しない。

3心配ごとがあれば、信頼で来る人に相談して、なんでも一人で抱え込まない。

4決断した事は、人のせいにせず、自分で責任をとる。愚痴はいわない。

5やらなかったことで後悔せずに、トライしてみて、天命をまつ。

6できない理由を考えるのではなく、できる方法を考える。

7 何事も言い訳を言わず、全力をつくす。

8何事も、ポジティブに考える。

9自分の能力を信じる。

10自分の力が及ばないことがあることを謙虚に認める。

11小さなことや、些細なことにくよくよしない。

12一つの考えにとらわれることなく、いきずまったら、発想を変えて、別の方法を探る。

13目先のことばかりにとらわれない。

14好きなことは出来ると信じて行う

15できない事は、できないと割り切り人に委ねる

16できる事は、めんどうがらす率先して行う

17変えられる事は変える努力をし、変えられない事は受け入れる。

18試練にあったら、なぜこんな試練な合わすのですかと思わず、この試練から何を学べば良いですかと祈る

19試練には必ず脱出の道があると信じる。

20他人と比べるのではなく、自分の人生を歩む。

21生かされていることに感謝していきる。

22生きている事は、普通のことでなく奇跡だと思う。

23何事にも感謝して生きる。

24自分は何ができなくとも、尊い存在だと思う。

25自分をすきになる。他人を愛するように、自分をも愛する。

26自分にしてもらいたいことを、他人にする。

27ふがいない自分であっても、自分だから素直に認める。

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希望のメッセージ 
1   認知症になると、すぐに、何もかもできなくなるわけではない。
2  認知症になっても、希望を持って生きることができる
3  認知症になっても、適切な支援があれば、人生を楽しむことができる。
4 できなくなることも増えるが、残された機能もたくさんある。
5    失った機能を嘆くのではなく、残された機能に感謝して生きる
6  この試練は、永遠に続くわけでない。
7 認知症になっても、不便であるが不幸でない。
8.だれもなりたくて、認知症になったわけでないので、不条理だがうけいれる。
9  仕事も、職場の理解を得て、できるだけ続ける。
10   好きなことをして生活に張りを持って、生活する。
11 不便なことをだしあい、みんなで解決策を話合い、自分の生活をよりよくしませんか。   
12 認知症になっても、しっかり、準備をすれば、外出も楽ことができる。
13 役割をさがし、自分の役割がみつからないときは、人に探してもらい充実した人生をおくる。
14 認知症になっても、愛することもでき、元気に暮らすことができる。