伝えたい事 2017  

 

認知症です。よろしくお願いします  日本認知症ワーキンググールプ共同代表 佐藤雅彦                    

 

1 何事もネガティブにとらえるのではなく、ポジティプに捉える。

 

例えば、夜眠れない時、眠れないと、ネガティブに捉えるのではなく、活動できる時間ができると、ポジティブに捉える。

2 否定的な言葉は、発しない。
疲れた、何もする気力がない、出来ないと言葉を発するとそうなってしまうので、否定的な言葉を発しない。
3 自分の能力を低く見積もらない。
目標値が下がり、できる能力がありながら、できなくなる。
4
自分は価値のある、尊い存在である。
人と比べなく、何ができなくとも、自分を尊い存在だと思う。
5
自分を愛する。自分を好きになる。
いつも付き合うのは、自分自信である。自分を愛することができないと辛いです。
自分を愛することができない人は他人をも愛せない。
6
人生を楽しむ。
たのしみを見つけて、豊かに暮らさないと、幸福感がない。
楽しみができると、人生が豊かになる。
7 無い物ねだりはしない。
不平不満ばかり言っていては、幸せになれない。あるもので満足すれば幸せになれる。
8
好きのことを暮らせば、認知機能が維持される。
私は、好きな臨床美術で絵を描くことで、認知機能が改善した。
9
将来の心配をせず、楽しいことだけ考えて過ごす。
心配しても、未来は明るくならない。楽しいことだけ考えていると人生が明るくなる。 
10 疲れたら休む 、無理は禁物。
11
認知症になっても、不便であるが不幸でない。
12
不便さは創意、工夫で乗り越えられる。
13
初めから出来ないと諦めない。
14
自分には、無限の可能性あると信じる。
自分で自分の可能性に限界を設けない。出来ないとおもった瞬間、出来ていたこともできなくなる。
15
自分に自信をもつ。
人の評価はあてにならない。人の意見に左右されると、自己がなくなる。人の意見は参考程度にする。
16
自分の人生を歩む。
借り物ではなく、本当の自分の人生を歩む。人は人、自分は自分。
17 他人の評価を気にしない。
他人の意見は、意見として聞いて、納得が行けば従うが、納得がいかないときは、従わない。
18
何事にも感謝して生きる。当たり前の日常に感謝する。
例えば、頭痛があっても、毎日頭痛にならない事に感謝する。
19
夜寝るとき、今日も1日無事過ごせた事に感謝して眠る。

20 親切にして貰ったら 必ず ありがとう 感謝の言葉を述べる。
21
出来ないことは、出来ないと受けとめて、人に委ねる。
22
できることは、面倒くさくても、率先して行う。
23
認知症の人は誤解がされ易い。
認知症の人は、自分に正直で、疲れたら、疲れたから途中で帰るといいだすのでわがままだと思われる。
2
4ボランティアを通じて社会に貢献していきたい。決して認知症当事者は社会のお荷物的存在でない。

 

25 疲れ易い。 とくに騒音の中ではすぐに疲れてしまう。
26
やろうと思っていることは必ずできると信じて行う。
習得するのに人の数倍かかること覚悟に必ずできると信じて行う。
27
出来ないことはだけに目を向けるのではなく、できる事に目を向けて生きる。
28
認知症と診断されたら 不条理だか受け入れる。
29
認知症になっても、すぐに何も出来なくなるわけでない。
30
どんな困難が起ころうと、必ず脱出の道があると信じて、希望を持って生きる。
31
できることリストを書き出し、書き出したことを実行して充実した生活を送る。
私は伝えたいことを文書にして、伝えることができる。
32
試練にあったら何故こんな試練な合うのかと嘆くのでは無く、この試練から何を学んだら良いでしょうかと祈る。
33
失った機能を嘆くのでは無く 、残された機能に感謝して生きる。
34
常に新しい事に挑戦する勇気を忘れない。
35
自分の使命を考えて、行動する。
36
もらうことよりあたえることが幸せだと考える。
7人に何かをしてもらおうと思わず、人に何が出来るかを考える。
38
認知症になっても人生を諦めない。
39
認知症になっても、出来ることがたくさんある。
40試練に押しつぶされないでほしい。

まとめ 
何事も、前向きに取り組む。
認知症になっても、不便だが不幸でない。
苦難には必ず脱出の道がある、希望を持って生きる。

 

 

 

連絡先 dbxnw253@yahoo.co.jp

 

ホームページ www.sato-masahiko-com

 

著書 認知症になったわったしが伝えたいこと 大月書店

 

   認知症になった私からあなたへ

 

        20のメッセージ    大月書店

 

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